協会活動

会員コラム

2011年度

本当の海外出張は冒険旅行

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 翌日は、入社式である。研修がひとくぎリついたところで、大きなセミナー会場のような室に招き入れられた。そこでは、既にAll Hands Meeting が開催されており、本社に勤務する全ての社員を前に、CEOが熱弁をふるっているところであった。話が一段落したところで、我々新入は全員起立を求められ、「新入社員」として紹介された。 ここで一礼しただけでイベントはお開きである。名前も呼ばれない。講話もなければ、祝辞もない。厳粛なセレモニーを想像していた私にとっては、ただ拍子抜けするばかりであった。一年に何度も職場を変えることもあるアメリカ人にとっては、むしろ入社式なるイベントが存在するほうが、少数派なのかもしれない。テレビに出てくる大学の卒業式など、日本より大袈裟なのに、人生の門出の一つである結婚式と入社式の素っ気なさは、単なる習慣の差なのだろうか。それとも宗教の違いに起因する思想来たものだろうか。未だに理解できていない。

2011年11月17日
中小企業支援コンサルタント
山岸秀之