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2011年度

本当の海外出張は冒険旅行

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 モールの名前は、Kenwood City Centerと呼ばれていた。入口は、せいぜい6m〜7m幅で、思っていたより小規模だった。中に入ると、そこはフードコートになっていた。ちょうど昼時で空腹をおぼえていたため、何も考えずに一番長い行列に加わってみた。並んだ列はチャイニーズフードの注文の列で、店員に勧められるままに、食べ物を注文してしまった。全部で7ドルくらい払っただろうか?味は、この出張旅行中最も美味な料理の一つと記憶している。
要するに、他にたいした料理を食べていなかった、とも言える。次に買い物の方は、どのお店も大盛況であった。モータリゼションが浸透して、逆に公共交通が東京のように充実していない地域では、このようなパーキングが整備された郊外のモールに人が集まるのかもしれない。
肝心の売り場は日本のモールと大きな差を感じなかったが、価格については、日本よりかなり安かった。特に旅行用品や鞄が日本の1/3程度で買えることがわかり、購入予定などなかった革のブリフケースを80ドルで買ってしまった。以降アメリカに出張する度に鞄屋に顔を出す癖がついてしまった。ここオハイオ州では買物のたびに州税を払う必要があるが、ニューハンプシャーのような無税の州は、ブランド物に固執しなければ、日本人にとって買い物天国なのかもしれない。
結局このモールで、家内のためのピアスと、子供のためのオモチャも調達したため、夕方まで居座ってしまった。
寂れるダウンタウンと栄える郊外だけが印象に残った週末1日目であった。

2011年11月17日
中小企業支援コンサルタント
山岸秀之